■リモート講義に「私はもうくたくたです」と大学教授
4月15日、米リーハイ大学の宗教学教授、ジョディ・アイクラー=レヴァイン氏はズーム(Zoom)での講義を終えると、そのまま仕事場として使っている客用寝室で眠りに落ちた。以前から講義は疲れるものではあったが、こんな「昏倒」するように寝入ってしまったのは初めてだという。
つい最近まで、アイクラー=レヴァイン氏は、実際の教室で大勢の学生を相手に講義を行っていた。そこでは、学生たちがどう感じているかを容易に把握できた。だが、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミック(世界的大流行)によって、その環境は一変した。
世界の人たちと同じように、彼女の生活はバーチャル空間に追いやられた。リモート講義のほかにも、週に一度の学部懇親会、友人たちと芸術について語り合う会、ユダヤ教の「過越(すぎこし)の祭り」など、さまざまな会合にビデオ会議アプリ「ズーム」を通して参加することになった。その代償が今、彼女に大きくのしかかっている。
(中略)
■ビデオ会議はなぜ疲れるのか
人間は、何も話していないときにも情報のやりとりを行っている。直接の対話においては、脳は話されている言葉に注意を払うと同時に、非言語的な手がかりからもさまざまな意味を読み取っている。たとえば、相手が自分にまっすぐ向いているのか、それとも少し斜めなのか、話をしながらそわそわと体を動かしているのか、話をさえぎろうとすばやく息を吸い込んだのか、といったことだ。
そうした手がかりは、話し手が何を伝えようとしているのか、また聞き手にはどんな反応が期待されているのかといった全体像を把握するうえで役に立つ。人間は社会的動物として進化してきたため、大半の人はそうした手がかりの意味を自然に読み取り、感情的な親密さの基礎を築くことができる。(参考記事:「心理学者が注目 人は自宅待機にどこまで適応できる?」)
一方、ビデオ会議では、言葉に対して継続的に強い注意を向けることが要求される。たとえば、ある人の肩から上だけしか画面に映っていなければ、その人の手の仕草やボディランゲージを見る機会は失われる。またビデオの画質が低い場合は、ちょっとした表情から何かを読み取ることは不可能だ。
「そうした非言語的な手がかりに強く依存している人にとって、それが見られないというのは大きな消耗につながります」と、フランクリン氏は言う。
ギャラリービューによる消耗はさらに深刻だ。ギャラリービューでは会議の参加者全員が同じ大きさで画面に映し出されるため、脳はいやおうなしに、たくさんの人の表情をいっぺんに解読することになる。その結果、だれからも意味のある内容を読み取れないこともある。
「現代人は特定のことに完全に集中することがなく、常にいくつもの活動に従事しています」と、フランクリン氏は言う。心理学者はこうした状態を「継続的な注意力の断片化」と呼んでおり、これはバーチャルな環境にも、リアルな環境にも当てはまる。グループでのビデオチャットの多くが失敗に終わるのは、たとえば料理と読書を同時に行うような、非常に難しいマルチタスクを同時にこなそうとするからだ。
また、グループでのビデオチャットでは共同作業性は低下し、一度に話すのは2人だけで、残りの人たちがそれを聞いているという状態になりやすい。すべての声が参加者全員に届くため、同時に別の会話をすることができないからだ。そして話をしているだれかを注視すると、声を出さない参加者がどんな態度を取っているかは把握しにくい。一方、通常の会議であれば、そうした情報を周辺視野にとらえることができるだろう。
続きはソースで
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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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自分の汚部屋も家族が出入りする
居間も不適だし。
普通に自分か書斎の部屋つくれや
カーテンで仕切るのもあり
>グループでのビデオチャットでは共同作業性は低下し、一度に話すのは2人だけで、
>残りの人たちがそれを聞いているという状態になりやすい。
>すべての声が参加者全員に届くため、同時に別の会話をすることができないからだ。
ウェブや掲示板で行う
文字による「チャット」の方がこの点では有利なんだよな
全員が同時に発言できるし複数の話題が混在してもいい
3月以来、ビデオ会議が激増している人も多いのでは
自分も仕事にならなくて困っている
いつでも開けるからといって多すぎるだろと思う
3Dゲーム酔いみたいなもん
オイラ低速回線で1Mbbsの下り速度で可能なんかな
速度よりping
仕草や表情が読み取れんからの
画面共有が筋
それ以外はそもそも会議要らんやろ
>>1
>「そうした非言語的な手がかりに強く依存している人にとって、それが見られないというのは大きな消耗につながります」と、フランクリン氏は言う。
まあ同意で、相手もそれを感じてて、やっぱりテレビ会議だけでは限界があるな。
実際には、機密漏洩防止の観点で企業ではビデオを切ってる事が多いから、「電話」にしかなってない…
以前バイトでリモートワークの仕事した時
画面共有してやり方を教わるんだけど、教わった通りに仕事して、その間に相手は自分の仕事してるわけじゃなく
ずっとこちらの画面見ながら小声で「・・へえ」「・・そうやるんだ」とか言われ続けるストレスが辛かった
一応一時間の研修だったけど、それ以上の時間だったら耐えられなかった。
通常のデスクワークだと、机が並んでたりしてちょっとやり方教えたら相手は自分の仕事をやるんだけど
とにかくずっと見られ続けてるプレッシャー。
まあ、無駄な会議が減るのかもしれない
とりとめもない話を聞かされるよりはマシ
スライドとか資料共有しながらやる
マック堺方式だから疲れる
(どっちも面白い)
>残りの人たちがそれを聞いているという状態になりやすい。
>すべての声が参加者全員に届くため、同時に別の会話をすることができないからだ。
他愛もない話で場を和ませるとか、ちょっとした情報交換ができないというのは有るけど、
最近はRedmineとかを使って作業するし、社内の会議では↑の状態が普通なので仕事としてはそれほど問題無いな。
日本人は身振り手振りとかは少ないけど、アメリカ人とかは困るんだろうな。
>そうした非言語的な手がかりに強く依存している人にとって、
こんなんじゃ本を読むことすらできんな
どんだけアホなんだ
むしろ顔を見ない会議に慣れたほうが健康にいいかも
全員アバターで代用するとか
発言したいときアバターが手を挙げるとか、賛成や反対の気持ちを示すのに
うなずいたり首を振ったり、疑問があるときは首をかしげてくれたら十分
アバターだと成り済ましが危なそうだけど、ちょっと楽しそう
日本は大丈夫か?
予備校講師だが90分は疲れる
インターバルあけながら
45分を二回などに変えてほしい
きにすんな
将来は4K会議になっていくだろう。
お わ り 。
気が楽なんじゃない?
ニコニコさせてりゃいいわけだし
顔出さなくてもいいし
双方向での音声とボディランゲージとアイコンタクトの行き来をするのが、ただの分割モニタとその横に置かれたカメラでは無理なんだよ。
こういうのはね、画面に映っている人の顔の数だけ手元にカメラがあって、それが各人の顔の部分に中吊りにでもされていないといけない。
現在のテクノロジーでも作れるから、急いでちゃんと設計して商品化したら爆発的ヒットになると思う。
負担はあるなぁ
転職の面接で利用したけど、
通常の会議の代用品にはならない
用途は満たせるんだろうけどね
ダメだとこのテレワークでよくわかった。
資料の作り方にしても紙資料と同じように作っちゃうと見にくいったらありゃしない。
なんでもWeb会議じゃなくて、RedmineなりTeamsのチャンネルでやった方が
いいと思う会議もある。
今後しばらくは試行錯誤だね。
動画観てたりするとわかるだろ
頑張れ
またには意識をそらせ
する場だからな
上司への忖度の場なんだわ
画面経由じゃあ雰囲気掴みづらいだろうな
本質的には、そんな会議は不必要って事だわ
それもう現代日本の労働に疲れてるだけだろ
登校してれば周りの子を見て合わせる子もリモートだとそれが出来なくて
それで授業の最初にみんなが参加する見える様なのを入れて工夫してるとか
やっぱ駄目だな長時間画面だけ見続けてじっとしてるのはキツイわな
引用元:https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1588737874/
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